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ファッショニスタを虜にするバレンシアガ(BALENCIAGA)とは?

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ファッショニスタの着用率の高いバレンシアガ(BALENCIAGA)

 

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ファッショニスタやファッションセレブのSNSに頻繁に登場するブランドとしてもお馴染みのバレンシアガ(BALENCIAGA)。

現在、ラグジュアリーストリートを牽引するブランドとしても知られるバレンシアガですが、元々はクチュールメゾンとして産声を上げました。

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創立者であるクリストバル・バレンシアガが死去し、倒産寸前だったバレンシアガを救った人物は?

ラグジュアリーストリートブランドへとバレンシアガを導いた人物は?

今回はバレンシアガを徹底解析いたします。

バレンシアガ(BALENCIAGA)とは?

1914年にスペインで創業されたラグジュアリーブランド

 

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バレンシアガ沿革・歴史

・創業:1918年
・発祥:スペイン
・創立者:クリストバル・バレンシアガ
・デザイナー:デムナ・ヴァザリア

バレンシアガは1914年にスペインで創業されたラグジュアリーブランドです。

創業者はデザイナーのクリストバル・バレンシアガ

 

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母親から、仕立ての基礎を習ったバレンシアガは、裁断と縫製を独学で学びます。

マドリードの仕立て屋で経験を積んだバレンシアガは、1914年にクチュールハウスをスペインに創業。

1930年本拠地をフランスへ移動

 

 

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王室御用達のクチュールハウスとしてその名を轟かせたバレンシアガでしたが、スペイン内戦の影響で、フランスに本拠地を移します。

 

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これ以降、バレンシアガはフランスブランドとして扱われるようになりました。

 

 

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バレンシアガは当時、フランスの新生ラグジュアリーブランドとしても知られる「ディオール」と双璧をなすブランドとして高い注目を集めます。

1968年クリストバル・バレンシアガ死去

 

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トレンドを牽引するフランスブランドとして絶大な支持を得たバレンシアガでしたが、創立者であるクリストバルが1968年に死去したことにより、失速。

バレンシアガはクチュールハウスを閉店、事業は、甥が引き継いだのですが、名前だけのライセンスブランドへと成り下がります。

1970年代から80年代後半は、バレンシアガにとってまさに不遇の時代でした。1970年代後半には倒産の危機もあったそうです。

1995年ニコラ・ジェスキエールがライセンス部門を手掛ける

 

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1995年に現在、ルイヴィトン、レディースラインのクリエイティブディレクターとして活躍する、ニコラ・ジェスキエールがフリーデザイナーとしてバレンシアガに関わります。

二コラはライセンス部門のゴルフウェアを手掛けていたそうです。

しかし、二コラの手掛けるライセンスアイテムの評価は高く、バレンシアガに復活の兆しが見え始めます。

1997年ニコラ・ジェスキエールがクリエイティブディレクターに就任

 

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当時殆ど無名に近かった、ニコラ・ジェスキエールが正式にバレンシアガのクリエイティブディレクターに就任。

1998年春夏コレクションでは、完全復活を遂げた、新生バレンシアガを強烈にアピールします。

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ニコラ・ジェスキエールの手掛けるクリーンでリュクスなバレンシアガはファッショニスタは勿論、ファッション関係者をも熱狂させました。

二コラによるバレンシアガは、当時、スタイリストの着用率がかなり高いブランドとしても有名。野口強氏も二コラの手掛けるバレンシアガのボンバージャケットをかなり愛用されていました。

2001年GUCCIの傘下に入る

 

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2001年にバレンシアガはGUCCIグループ(現在のケリング)に買収されます。

GUCCIによるバレンシアガの買収劇は、ニコラ・ジェスキエールの類まれな才能に魅了された、トムフォードと、ドメニコ・デ・ソーレの強烈なプッシュにより行われたといわれています。

2012年アレキサンダーワンがクリエイティブディレクターに就任

 

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2012年、ニコラ・ジェスキエールの後任として、アレキサンダーワンがクリエイティブディレクターに就任します。

アレキサンダーワンは約3年間バレンシアガのクリエイティブディレクターとしてブランドを支えました。

2015年デムナ・ヴァザリアがアーティスティックディレクターに就任

 

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2015年ヴェトモンのデザイナーとしても知られる、デムナ・ヴァザリアがアーティスティックディレクターに就任。

これにより、ユースカルチャーを色濃く反映したストリートテイストのバレンシアガが誕生します。

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ラグジュアリーストリートブランドとしてのバレンシアガを創り上げた人物は、デムナ・ヴァザリアであり、デムナはバレンシアガを通してラグジュアリーストリートをトレンド化させた人物としても知られています。

 

 

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ラグジュアリーストリートブランドとして生まれ変わったバレンシアガは、現在ヤングセレブリティを中心に熱狂的なフォロワーに支持されています。

バレンシアガ(BALENCIAGA)の特徴は?

ビッグシルエット

ビッグシルエットブームの火付け役である、デムナが作り上げるバレンシアガ。

ビッグシルエットのストリートアイテムのレイヤードスタイルはバレンシアガからブレークしました。

レタードロゴ

ロゴブームもバレンシアガが火付け役です。ブランドロゴの入ったスウェットやトラックスーツはバレンシアガのアイコニックアイテム。

ダッドスニーカー

バレンシアガのトリプルSと呼ばれるスニーカーがダッドスニーカーブームの火付け役です。

バレンシアガのダッドスニーカーは、ファッションセレブの着用率が高いことでも有名。

バレンシアガ(BALENCIAGA)復活した老舗メゾン

 

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クチュールメゾンとしてスペインで産声を上げた老舗ラグジュアリーメゾンのバレンシアガは、倒産の危機を乗り越え、ラグジュアリーストリートブランドとして生まれ変わりました。

ニコラ・ジェスキエールのより救われたバレンシアガは、デムナ・ヴァザリアによりトレンドブランドとして絶大な支持を得ています。

変化し続ける老舗ラグジュアリーメゾンから今後も目が離せません。

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この記事を書いた人

角谷良平
角谷良平
角谷良平(スミヤ リョウヘイ)。LAITERディレクター。ショップスタッフ、ロンドンにて古着バイヤー、スタイリストを経てファッションライターに。現在は、ファッションライターをメインにコラムニスト、ファッションディレクター、パーソナルスタイリストとなんでも屋。ハイブランドからストリートスタイルまでファッションならジャンルレス。

また、日本最大級のメンズファッションサイトにてSEO記事の執筆、ディレクションに従事していた経験を活かし様々なサイトで執筆中。

さらに、木村拓哉氏のプライベートなファッション、ドラマ、TV出演等の衣装についても精通しており、2019年、木村拓哉氏主演の「グランメゾン東京」での木村氏演じる尾花夏樹のファッション解説が週刊女性PRIMEに掲載された。

ファッション業界25年以上、ライター歴は10年以上。

https://twitter.com/ryohey_sumiya
https://www.instagram.com/ryoheysumiya/