出典Instagram
Contents
ファッショニスタの着用率の高いバレンシアガ(BALENCIAGA)
View this post on Instagram
ファッショニスタやファッションセレブのSNSに頻繁に登場するブランドとしてもお馴染みのバレンシアガ(BALENCIAGA)。
現在、ラグジュアリーストリートを牽引するブランドとしても知られるバレンシアガですが、元々はクチュールメゾンとして産声を上げました。
創立者であるクリストバル・バレンシアガが死去し、倒産寸前だったバレンシアガを救った人物は?
ラグジュアリーストリートブランドへとバレンシアガを導いた人物は?
今回はバレンシアガを徹底解析いたします。
バレンシアガ(BALENCIAGA)とは?
1914年にスペインで創業されたラグジュアリーブランド
この投稿をInstagramで見る
バレンシアガは1914年にスペインで創業されたラグジュアリーブランドです。
創業者はデザイナーのクリストバル・バレンシアガ。
この投稿をInstagramで見る
母親から、仕立ての基礎を習ったバレンシアガは、裁断と縫製を独学で学びます。
マドリードの仕立て屋で経験を積んだバレンシアガは、1914年にクチュールハウスをスペインに創業。
1930年本拠地をフランスへ移動
この投稿をInstagramで見る
王室御用達のクチュールハウスとしてその名を轟かせたバレンシアガでしたが、スペイン内戦の影響で、フランスに本拠地を移します。
この投稿をInstagramで見る
これ以降、バレンシアガはフランスブランドとして扱われるようになりました。
この投稿をInstagramで見る
バレンシアガは当時、フランスの新生ラグジュアリーブランドとしても知られる「ディオール」と双璧をなすブランドとして高い注目を集めます。
1968年クリストバル・バレンシアガ死去
この投稿をInstagramで見る
トレンドを牽引するフランスブランドとして絶大な支持を得たバレンシアガでしたが、創立者であるクリストバルが1968年に死去したことにより、失速。
バレンシアガはクチュールハウスを閉店、事業は、甥が引き継いだのですが、名前だけのライセンスブランドへと成り下がります。
1970年代から80年代後半は、バレンシアガにとってまさに不遇の時代でした。1970年代後半には倒産の危機もあったそうです。
1995年ニコラ・ジェスキエールがライセンス部門を手掛ける
View this post on Instagram
1995年に現在、ルイヴィトン、レディースラインのクリエイティブディレクターとして活躍する、ニコラ・ジェスキエールがフリーデザイナーとしてバレンシアガに関わります。
二コラはライセンス部門のゴルフウェアを手掛けていたそうです。
しかし、二コラの手掛けるライセンスアイテムの評価は高く、バレンシアガに復活の兆しが見え始めます。
1997年ニコラ・ジェスキエールがクリエイティブディレクターに就任
View this post on Instagram
当時殆ど無名に近かった、ニコラ・ジェスキエールが正式にバレンシアガのクリエイティブディレクターに就任。
1998年春夏コレクションでは、完全復活を遂げた、新生バレンシアガを強烈にアピールします。
ニコラ・ジェスキエールの手掛けるクリーンでリュクスなバレンシアガはファッショニスタは勿論、ファッション関係者をも熱狂させました。
二コラによるバレンシアガは、当時、スタイリストの着用率がかなり高いブランドとしても有名。野口強氏も二コラの手掛けるバレンシアガのボンバージャケットをかなり愛用されていました。
2001年GUCCIの傘下に入る
View this post on Instagram
2001年にバレンシアガはGUCCIグループ(現在のケリング)に買収されます。
GUCCIによるバレンシアガの買収劇は、ニコラ・ジェスキエールの類まれな才能に魅了された、トムフォードと、ドメニコ・デ・ソーレの強烈なプッシュにより行われたといわれています。
2012年アレキサンダーワンがクリエイティブディレクターに就任
View this post on Instagram
2012年、ニコラ・ジェスキエールの後任として、アレキサンダーワンがクリエイティブディレクターに就任します。
アレキサンダーワンは約3年間バレンシアガのクリエイティブディレクターとしてブランドを支えました。
2015年デムナ・ヴァザリアがアーティスティックディレクターに就任
View this post on Instagram
2015年ヴェトモンのデザイナーとしても知られる、デムナ・ヴァザリアがアーティスティックディレクターに就任。
これにより、ユースカルチャーを色濃く反映したストリートテイストのバレンシアガが誕生します。
ラグジュアリーストリートブランドとしてのバレンシアガを創り上げた人物は、デムナ・ヴァザリアであり、デムナはバレンシアガを通してラグジュアリーストリートをトレンド化させた人物としても知られています。
この投稿をInstagramで見る
ラグジュアリーストリートブランドとして生まれ変わったバレンシアガは、現在ヤングセレブリティを中心に熱狂的なフォロワーに支持されています。
バレンシアガ(BALENCIAGA)の特徴は?
ビッグシルエット
ビッグシルエットブームの火付け役である、デムナが作り上げるバレンシアガ。
ビッグシルエットのストリートアイテムのレイヤードスタイルはバレンシアガからブレークしました。
レタードロゴ
ロゴブームもバレンシアガが火付け役です。ブランドロゴの入ったスウェットやトラックスーツはバレンシアガのアイコニックアイテム。
ダッドスニーカー
バレンシアガのトリプルSと呼ばれるスニーカーがダッドスニーカーブームの火付け役です。
バレンシアガのダッドスニーカーは、ファッションセレブの着用率が高いことでも有名。
バレンシアガ(BALENCIAGA)復活した老舗メゾン
View this post on Instagram
クチュールメゾンとしてスペインで産声を上げた老舗ラグジュアリーメゾンのバレンシアガは、倒産の危機を乗り越え、ラグジュアリーストリートブランドとして生まれ変わりました。
ニコラ・ジェスキエールのより救われたバレンシアガは、デムナ・ヴァザリアによりトレンドブランドとして絶大な支持を得ています。
変化し続ける老舗ラグジュアリーメゾンから今後も目が離せません。
目次 1 木村拓哉が2019年も帰れま10に参戦2 帰れま10で木村拓哉が着ていたプルオーバーパーカーはどこの?2.1 …
メンズファッション ブログランキングへ
この記事を書いた人
-
角谷良平(スミヤ リョウヘイ)。LAITERディレクター。ショップスタッフ、ロンドンにて古着バイヤー、スタイリストを経てファッションライターに。現在は、ファッションライターをメインにコラムニスト、ファッションディレクター、パーソナルスタイリストとなんでも屋。ハイブランドからストリートスタイルまでファッションならジャンルレス。
また、日本最大級のメンズファッションサイトにてSEO記事の執筆、ディレクションに従事していた経験を活かし様々なサイトで執筆中。
さらに、木村拓哉氏のプライベートなファッション、ドラマ、TV出演等の衣装についても精通しており、2019年、木村拓哉氏主演の「グランメゾン東京」での木村氏演じる尾花夏樹のファッション解説が週刊女性PRIMEに掲載された。
ファッション業界25年以上、ライター歴は10年以上。
https://twitter.com/ryohey_sumiya
https://www.instagram.com/ryoheysumiya/
最新の投稿
- コーディネート2024.11.10イタくない!40代メンズのMA-1正解コーデ17選を緊急調査
- コーディネート2024.11.03M65ジャケットが色っぽい!オトナメンズの秋冬コーデ12選
- ブランド2024.10.31スグ欲しい!30代40代メンズが買うべきトラッカージャケット15選
- コーディネート2024.10.27オトナは無地で勝負!30代メンズの無地スウェットコーデ18選