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木村拓哉が2019年も帰れま10に参戦
東野圭吾氏原作の映画”マスカレードホテル”が1月18日よりロードショーとなります。映画のPRで様々なメディアに登場している木村拓哉氏。2019年も帰れま10に参戦しました。
バラエティ番組に登場すればやはり話題となる木村拓哉氏の衣装。今回は古着ライクなビッグシルエットのプルオーバーパーカーで登場しました。今回はこのプルオーバーパーカーのブランドについてご紹介させていただきます。
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帰れま10で木村拓哉が着ていたプルオーバーパーカーはどこの?
BALENCIAGA(バレンシアガ)
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木村拓哉氏が着用されていたプルオーバーパーカーはバレンシアガのアイテムです。ビッグシルエットにEuropeとレタードプリントの入った古着ライクなパーカーは、アメカジフリークの木村拓哉氏によく似合っています。
世界中のファッションセレブを熱狂させる、バレンシアガのデザイナーは、ヴェトモンのデザイナーでもあるデムナ・ヴァザリア。
デムナ・ヴァザリアは、老舗ラグジュアリーブランドを、トレンドコンシャスなラグジュアリーストリートブランドへと、シフトチェンジした人物です。バレンシアガは、今最もファッションセレブが着用するブランドの一つに数えられています。
木村拓哉氏がメディアでバレンシアガのアイテムを着用することはかなり稀。少なくとも現在のデザイナーである、デムナ・ヴァザリアの手掛けるバレンシアガをメディアで着用したことはなかった気がします。
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しかし、野口強氏や祐真朋樹氏も大絶賛するブランドなので今後は、メディアでも着用する機会が増えるかもしれません。祐真明樹氏は頻繁にバレンシアガのアイテムを着用しています。
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野口強氏も20年近く前ですが、ニコラ・ジェスキエール(現在ルイヴィトンのアーティスティックディレクター)が手掛けていたバレンシアガのボンバージャケットを頻繁に愛用されていました。
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キムタク着のBALENCIAGA(バレンシアガ)とは?
1918年にスペインで創立されたブランド
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BALENCIAGA(バレンシアガ)は1914年にクリストバル・バレンシアガがスペインで創立したブランドです。
創立者でありデザイナーのクリストバル・バレンシアガは、母親から仕立ての手ほどきを受けた以外は、服飾に関する教育を受けることなく、独学で服作りを学びます。スペイン、マドリードのテーラード修行をした後に独立、1918年にオートクチュールハウスをローンチします。
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バレンシアガは、スペイン国内で3店舗のクチュールハウスをオープンするほどの人気を博し、特に王侯貴族御用達ブランドとしてその名を轟かせます。
1937年にパリへ進出
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スペイン国内で大成功を収めた、バレンシアガは、活動の拠点をパリへ移します。バレンシアガはパリでも高い評価を獲得、当時ニュールックと称された、クリスチャン・ディオールとともに、次世代を担うファッションブランドとして注目を集めます。
1968年にクリストバル・バレンシアガ死去と共に低迷
セレブ御用達ブランドとして揺るぎない地位を獲得したバレンシアガでしたが、1968年に創立者のクリストバル・バレンシアガが死去すると、ブランドは低迷します。
ライセンスブランドのみの忘れ去られた、過去のブランドとなった、バレンシアガは、1987年プレタポルテコレクションを発表し再起を図ります。
ニコラ・ジェスキエールが新生バレンシアガを発表
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プレタポルテコレクションを発表したことで、若干の注目を集めることに成功した、バレンシアガは、1997年ニコラ・ジェスキエールの手により完全に復活を遂げます。
現在、ルイヴィトンのアーティスティックディレクターを務める、ニコラ・ジェスキエールですが、当時は無名のデザイナーでした。
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評判のよくなかったプレタポルテラインにニコラ・ジェスキエールを起用した理由は、人手不足も関係していたといわれています。
しかし、才気あふれる若きデザイナーの、ニコラ・ジェスキエールの手掛けるバレンシアガは鮮烈な印象を与え、世界中のファッショニスタが新生バレンシアガの虜になります。
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ニコラ・ジェスキエールの才能に目を付けたグッチグループが、バレンシアガを買収。グッチグループの後ろ盾を得て、さらにブランドを飛躍させます。当時グッチのクリエイティブディレクターのトムフォードもニコラ・ジェスキエールの才能に惹かれた一人です。
アレキサンダーワンがクリエイティブディレクターへ就任
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2012年にニコラ・ジェスキエールがバレンシアガのクリエイティブディレクターを辞任、アレキサンダーワンが、新クリエイティブディレクターへ就任したことが大きな話題となります。
2015年、デムナ・ヴァザリアがアーティスティックディレクターに抜擢
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2015年、自身のブランド、ヴェトモンのデザイナーとしても活躍するデムナ・ヴァザリアがアーティスティックディレクターに抜擢されます。ヤングセレブリティを中心にカリスマ的人気を誇る、ヴェトモンのデザイナーが手掛ける、バレンシアガが大きな話題となりました。
デムナ・ヴァザリアはバレンシアガをストリート色の強い、新たなブランドとして、蘇らせることに成功しました。
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デムナ・ヴァザリアがバレンシアガのアーティスティックディレクターに就任したことで、ファッショニスタ御用達ブランドとなったことは間違いなりません。
ビッグシルエットや、レタード、ダッドスニーカーや、90年代テイストも、新生バレンシアガの影響が大きいことは、疑う余地もありません。バレンシアガは現在、最もファッション界に影響を与えるブランドとしても知られています。
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キムタク着でさらに注目度の高まるバレンシアガ
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今回、木村拓哉氏がバレンシアガのプルオーバーパーカーを着用したことは、大きな話題となっています。木村拓哉氏が着用された、パーカーがプレミアム価格で取引されることも間違いないように思います。
今後さらにバレンシアガに注目が集まるのではないでしょうか?木村拓哉氏が着用したパーカー以外にもcoolで、リュクスなアイテムが揃うバレンシアガ。ラグジュアリーストリートススタイルが好みの、LAITER読者の諸兄のハートを鷲掴みにするアイテムが目白押しです。
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この記事を書いた人
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角谷良平(スミヤ リョウヘイ)。LAITERディレクター。ショップスタッフ、ロンドンにて古着バイヤー、スタイリストを経てファッションライターに。現在は、ファッションライターをメインにコラムニスト、ファッションディレクター、パーソナルスタイリストとなんでも屋。ハイブランドからストリートスタイルまでファッションならジャンルレス。
また、日本最大級のメンズファッションサイトにてSEO記事の執筆、ディレクションに従事していた経験を活かし様々なサイトで執筆中。
さらに、木村拓哉氏のプライベートなファッション、ドラマ、TV出演等の衣装についても精通しており、2019年、木村拓哉氏主演の「グランメゾン東京」での木村氏演じる尾花夏樹のファッション解説が週刊女性PRIMEに掲載された。
ファッション業界25年以上、ライター歴は10年以上。
https://twitter.com/ryohey_sumiya
https://www.instagram.com/ryoheysumiya/
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