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カナダグース以上のダウンジャケットブランド
「カナダグースを凌駕する」というフレーズは散々耳にしてきたLAITER読者諸兄も多いかと思います。
「ウールリッチのアークティックパーカーもカナがグース越えのダウンジャケットって煽ったよね?」と言われれば言葉になりません。
確かに、アークティックパーカーも素晴らしいダウンジャケットなのですが、カナダグースを凌駕するどころか、追いついていない感じは否めません。
アークティックパーカーはカナダ製ではない
アークティックパーカーがカナダグースに追いつけなかった大きな理由は生産国にある様に感じます。
最初はアークティックパーカーもカナダ製だったのですが今はベトナムや、モルドバ、中国がメイン。
明らかなコストダウンを図ったにも関わらず、金額は相変わらず10万円オーバーは流石にどうなの?と感じるLAITER読者諸兄が多いことも頷けます!
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しかし、今回ご紹介するのはマイナス40度に達することも珍しくないロシア発のダウンジャケットブランドです。
北極探検隊の防寒着を作るプロスペックダウンジャケットブランドARCTIC EXPLORER(アークティックエクスプローラー)に迫ります。
ARCTIC EXPLORER(アークティックエクスプローラー)とは?
2013年に設立されたロシアブランド
アークティックエクスプローラーはロシアで設立されたダウンジャケットブランドです。
マイナス40度にもなるロシアの寒さに耐える事の出来るハイスペックなダウンジャケットを生産するブランドで、北極探検隊の為のダウンジャケットも手掛けています。
創業者はクセニヤ・チリンガロフ氏。
彼女の父である、アルトゥール・チリンガロフ氏はロシアの極地探検家であり科学者。
敬愛する父の仕事がプロスペックダウンジャケットをローンチするきっかけになったことは間違いないそうです。
ARCTIC EXPLORER(アークティックエクスプローラー)の特徴は?
抜群の保温性
アークティックエクスプローラーの最大の特徴は圧倒的な保温性です。
マイナス30度まで耐えられる驚異的な保温性を持つ、ダウンジャケットなのでインナーはTシャツ1枚でも十分。
防水加工が施されたファブリックを使用しているのでライトなレインジャケット的な役割も果たしてくれます。
無骨なデザイン
ワークテイストなラギッドなデザインもLAITER読者諸兄好みのはず。
ウェアであることは間違いないのですが、どこかギア的なムードの漂う点もアークティックエクスプローラーの魅力。
Tシャツの上にラフに羽織るスタイルは無敵ですが、あえてドレススタイルに合わせてもスタイリッシュです。
ロシア製
ロシアメイドのブランドもかなり珍しいように感じます。
ロシア製という珍しさもアークティックエクスプローラーの魅力ではないでしょうか?
確かなつくり
ソビエト時代に軍隊や探検家のためのウェアを作っていた工場ですべてのアイテムを生産している為、クオリティに関しては全く問題なし!
因みにアークティックエクスプローラーのダウンジャケットはすべて裏地が2枚重ねになっているそうです。
アークティックエクスプローラーのブランドロゴは?
砕氷船(さいひょうせん)
アークティックエクスプローラーのブランドロゴは、砕氷船がモチーフです。
極寒地で着用可能なプロスペックダウンジャケットだという意味合いと、彼女の父親であるクセニヤ・チリンガロフ氏の職業が関係しているように感じます。
クセニヤ・チリンガロフ氏曰く「冒険家を象徴するジャケットが作りたかった」そうです。
事実、アークティックエクスプローラーは極寒地で作業をするワーカーにも着用されています。
アークティックエクスプローラーの価格帯は?
7万円台から
7万円台から購入可能です。
カナダグースよりも少し安く感じます。
このクオリティにダウンジャケットならグッドプライス。
コスパに優れていると言えます。
アークティックエクスプローラーはどこで買えるの?
有名セレクトショップ
2018年に本格的に日本での取り扱いが始まったアークティックエクスプローラー。
有名セレクトショップは勿論、ZOZOTOWN等のオンラインショップでも購入可能です。
アークティックエクスプローラーの人気アイテムは?
CHILL(チル)
コットン混ポリエステルのシェルとロシアンラクーンのファーをあしらったフードが特徴的なアイコニックモデル。
ファーストアークティックエクスプローラーとしてもおすすめ。
SPECNAZ(スペツナズ)
ショートレングスのタフなムードのモデル。
ラギッドなストリートスタイルに間違いなく似合います。
何処かミリタリーテイストが漂うアイテム。
MONSTER(モンスター)
レイヤードで防寒を図る米軍の規格、ECWCSの最高位に当たるレベル7のモデルをイメージしたハイスペックモデル。
ミリタリーテイストの強いアイテムですがどこかノーブル。
大人のストリートスタイルに最適です。
大ブレークの予感しかしないアークティックエクスプローラー
2018年に本格的な展開が始まったアークティックエクスプローラーですが、既にファッションセレブやファッショニスタを中心に熱狂的なファンを増やしています。
プロスペックダウンジャケットを代表するカナダグースと双璧をなすのも時間の問題のように感じます。
一般的にはまだそこまで知名度が浸透していないので、こだわりの強いLAITER読者諸兄には最適です。
日本では完全にオーバースペック気味ですが、その方が色気があるとは思いませんか?
媚びないモテスタイルには最適です。
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この記事を書いた人
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角谷良平(スミヤ リョウヘイ)。LAITERディレクター。ショップスタッフ、ロンドンにて古着バイヤー、スタイリストを経てファッションライターに。現在は、ファッションライターをメインにコラムニスト、ファッションディレクター、パーソナルスタイリストとなんでも屋。ハイブランドからストリートスタイルまでファッションならジャンルレス。
また、日本最大級のメンズファッションサイトにてSEO記事の執筆、ディレクションに従事していた経験を活かし様々なサイトで執筆中。
さらに、木村拓哉氏のプライベートなファッション、ドラマ、TV出演等の衣装についても精通しており、2019年、木村拓哉氏主演の「グランメゾン東京」での木村氏演じる尾花夏樹のファッション解説が週刊女性PRIMEに掲載された。
ファッション業界25年以上、ライター歴は10年以上。
https://twitter.com/ryohey_sumiya
https://www.instagram.com/ryoheysumiya/
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