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TUDOR(チューダー)が遂に日本上陸!
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チューダーが2018年10月31日に日本に本格的に上陸します。
このニュースには驚きと歓喜の声を上げた時計フリークは多いかと思います。ロレックス唯一のファミリーブランドであるチューダー。
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ロレックスフリークや、時計好事家には、チュードルの名称の方が馴染み深いように感じます。
しかし、日本上陸を機に、チュードルからチューダーへと呼び名が変更になるそうです。
今回は今最も気になる時計ブランドであるチューダーについて解説いたします。
TUDOR(チューダー)とは
1926年に誕生した時計ブランド
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チューダーは1926年に誕生した時計ブランドです。
ロレックスのディフュージョンブランド、つまり廉価ブランドとイギリスで誕生したチューダーの創立者は、ロレックスの創立者である、ハンス・ウィルスドルフ氏。
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1920年代は、ロレックスの本社がまだイギリスにあり、本国イギリスでロレックスの普及を目的に誕生したブランドです。
ロレックスの知名度はイギリス本国でも低いものではありませんでした。知名度はあるのですが、当時から高級時計であるロレックスを手にできたのは、アッパークラスのみ。当時の感覚から察すると、現在ロレックスを購入する以上に高価な買い物だように感じます。
ハンス氏はロレックスの廉価版としてチューダーをローンチします。
この時はチュードルというブランドではなく、あくまでロレックス廉価ラインとして発表されたとも言われています。
チューダーの最大のポイントは、ロレックスのパーツをふんだんに使用している点です。
特にロレックスの最大の発明と言っても過言ではないオイスターケースを採用しているあたりは大きな魅力です。
ETA社製のムーブメント採用でコストダウン
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当時は竜頭は勿論も文字盤もロレックスと全く同じものを採用していたそうです。
中身のムーブメントは、価格を抑えるためにロレックスのオリジナルではなくETA社の汎用ムーブメントを採用していました。
マニュファクチュールであるロレックスのムーブメントと比べれば、勿論クオリティは劣りますが、高級腕時計ブランドでも採用されているETA社のムーブメントは精度においては全く問題なし。
つまりチューダーは、中身のムーブメントが社外品のロレックスのイメージです。
当時でもロレックスの半額以下の金額で販売されたチューダーはロレックスに手の届かない時計好事家の間で大ブレーク。
イギリスからヨーロッパ、そしてアメリカの時計フリークの間でも爆発的な人気を博します。
ロレックスの廉価ラインとしてスタートしたチューダーですが、爆発的人気を受け廉価ブランドでありロレックスのファミリーブランドとして歩み始めます。
1990年代にロレックスから独立
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ロレックスの廉価ブランドとして、ロレックスファンの間でも人気の高いチューダーは、1990年代にロレックスから完全に独立します。
2015年自社ムーブメント開発
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2015年には念願の自社ムーブメントに開発に成功します。
これにより、完全にロレックスの廉価版から独立したマニュファクチュールブランドへと昇格します。
更に今年10月に本格上陸を果たす事で、日本でチューダー人気が更に高まる事は確実です。
TUDOR(チューダー)というブランド名は?
イギリス王家チューダー家に由来
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イギリス王家の一つ“チューダー家“に由来します。
エリザベス1世もチューダー家の出身で、イギリスでは知らない人はいない名家。
初期のチューダーには、バラのマークがアイコンとして使用されていますが、このバラの紋章もチューダー家から拝借したようです。
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ハンス氏のこの大胆ともいえる戦略により、チューダーがイギリスで爆発的人気を獲得した事は確実です。
バラのマークから、現在の楯のマークに変わるのが、1970年ごろです。
バラのマークのアンティークチューダーはチューダーコレクターの間で人気が高く、高額で取引されています。
TUDOR(チューダー)の日本上陸は2回目?
1970年代に初上陸
実はチューダーではなく、チュードル時代に一度日本に上陸を果たしています。
1970年代に正式にチューダーは上陸を果たしていますが、1990年代には姿を消しています。
その後は並行輸入品以外は、日本では購入不可能でした。
約20年ぶりに正式に日本上陸果たしたチューダー。スポーツモデルに注目が集まる事は間違いなさそうです。
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TUDOR(チューダー)の価格帯は?
30万円台後半
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日本ではダイバーズウォッチやGMT機能付きのハイスペックなスポーツモデルをメインに扱うことが発表された、チューダー。
気になる価格帯は、なんと、マニュファクチュール自動巻きムーブメント搭載モデルが、30万円台後半で購入可能との事です。
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これは間違いなく購入するべきではないでしょうか?ロレックス同様にプレミア価格で取引される日も近いように感じます。
GMTマスター2を髣髴とさせるブラックベイGMTマスター2や、500メートル防水を誇るダイバーズウォッチにぺラゴスはプレミア必至のモデルのように感じます。
目次 1 キムタク着で注目のロレックスGMTマスター1.1 映画”検察側の罪人”でヴィンテージのGMTマスターを着用2 …
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TUDOR(チューダー)は何処で購入できるの?
日本ロレックス
Tel.03-3216-5671
チューダー ショップ情報
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阪急メンズ大阪1階 10月31日(水)〜11月6日(火)
高島屋大阪店1階 12月19日(水)〜12月25日(火)
松坂屋名古屋店北館5階時計サロン 11月14日(水)〜11月20日(火)
TUDOR(チューダー)の上陸でメンズ腕時計の勢力図が変わる
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ロレックスのファミリーウォッチという看板が必要ないほどのファンを持つチューダー。
チューダーの上陸によりメンズ腕時計の勢力図は大きく変わる事は確実です。常に品薄状態が続く、ロレックスのスポーツモデルを埋める存在になるとの思いからの、チューダーの日本上陸のようにも感じます。
30万円台でマニュファクチュールの自動巻きムーブメント搭載腕時計が手に入るチューダーは、時計好事家にとってかなり魅力的な腕時計であることは、間違いありません。気になるLAITER諸兄は初日にショップへ出かける事をおすすめします。
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この記事を書いた人
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角谷良平(スミヤ リョウヘイ)。LAITERディレクター。ショップスタッフ、ロンドンにて古着バイヤー、スタイリストを経てファッションライターに。現在は、ファッションライターをメインにコラムニスト、ファッションディレクター、パーソナルスタイリストとなんでも屋。ハイブランドからストリートスタイルまでファッションならジャンルレス。
また、日本最大級のメンズファッションサイトにてSEO記事の執筆、ディレクションに従事していた経験を活かし様々なサイトで執筆中。
さらに、木村拓哉氏のプライベートなファッション、ドラマ、TV出演等の衣装についても精通しており、2019年、木村拓哉氏主演の「グランメゾン東京」での木村氏演じる尾花夏樹のファッション解説が週刊女性PRIMEに掲載された。
ファッション業界25年以上、ライター歴は10年以上。
https://twitter.com/ryohey_sumiya
https://www.instagram.com/ryoheysumiya/
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