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新生セリーヌ(CELINE)が遂に始動
2018年9月エディ・スリマンによる、新生セリーヌがスタート
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エディ・スリマンがセリーヌのデザイナーとしてカムバックするというニュースが届いたのが、今年の頭の2018年の1月21日。世界中のファッショニスタが歓喜の声を上げた吉報でした。
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世界中にファンを持つカリスマデザイナーであるエディ・スリマンは、フランスの老舗ラグジュアリーブランドのセリーヌ(CELINE)のデザイナーとしてカムバックを果たします。
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セリーヌはエディをクリエイティブディレクターに迎え、新たにブランド初となるメンズラインをローンチする事を発表しました。
エディ・スリマンによる新生セリーヌへの期待は否応なしに高まります。
そして遂に2018年9月にエディ・スリマンによる、新生セリーヌが幕を開けます。
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2019年春夏パリコレクションにてセリーヌ・バイ・エディスリマンスタート
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メンズレディース混合で行われたセリーヌ・バイ・エディスリマンのコレクション。
会場にはエディと親交のあるセレブリティで溢れかえっていました。
エディ・スリマンにファンを豪語するモード界の首領カールラガーフェルドや、zozoタウンの前澤社長カップルの姿を拝見する事もできました。
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ブラックスーツに白のストライプシャツにナロータイのエディにアイコニックともいえるルックからスタートしたコレクションは、黒を基準としたモノトーンで構成されていました。
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スーツにテーラードジャケット、タイトなトレンチコートにチェスターフィールド。
そして十八番のライダースジャケットやレザージャケット、レザーコートとエディ色の強いitemが目白押し。
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ボトムスもタイトなスラックスにレザーパンツといったエディの得意とするitemで勝負したファーストコレクションは、エディ・スリマン・ファンを大いに喜ばす結果となった事は間違いありません。
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ボトムスに関しては今までのエディに作品に比べ少しルーズでエレガントに仕上がっています。
プリーツ入りのスラックスはノスタルジーが漂い、エディ・スリマンの作品としては新鮮です。
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スパンコールを大胆に使用したテーラードジャケットやカットソーは、レディースのオートクチュール作品のようなグラマラスでフェミニンな印象が漂います。
シューズは殆どポインテッドトゥを採用しセクシャルな足元を演出していました。
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エディ・スリマンの今までのコレクションに比べ、アダルトな雰囲気が漂うコレクションではありましたが、これといって真新しさを感じるルックはありませんでした。
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想定内のコレクションでスタートした新生セリーヌ
エディらしいが新鮮味は皆無
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エディ・スリマンらしさが溢れるコレクションだったといえば聞こえはいいのですが、代わり映えしない想定内のコレクションでした。
エディ・スリマンがデザインしている事が直ぐに分かるという意味では、エディ・スリマン・ファンやエディ・スリマン信者にとっては垂涎モノのルックのオンパレードだったように思いますが、個人的見解では期待はずれのファッションショーでした。
エディ・スリマンが自身のブランドをローンチし行うならいいのかも知れませんが、ラグジュアリーブランドでは、常套手段の”エディイズム”はそろそろ限界のような気がします。
ブレないスタイルを貫いたのか、これしか出来ないのかイマイチ消化不良のセリーヌのファーストコレクション。
懐かしさ=焼き増し感
得意にライダースジャケットやポインテッドトゥは、サンローランの時の焼き増し感が強く、レザーのテーラードジャケットやチェスターコートは初期のディオールオムを髣髴とさせるノスタルジーが漂います。
もうそろそろ「待ってました!」の伝家の宝刀では乗り切れないのではないでしょうか?
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エディというアーティストのベストアルバムのようなコレクション
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今までの名作を詰め込んだ”ベストアルバム”のような印象のセリーヌのファーストコレクション。
この懐かしさには、エディ・スリマン信者以外のファッショニスタやセレブは、少し心配になった御仁も少なくないはずです。
勿論、悪くはないのですが、その程度で、セリーヌをエディ・スリマンが手掛ける意味が正直分からない疑問の残るコレクションだったと感じました。
2019年秋冬のセリーヌでの新たなエディイズムに期待
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エディが自身のファンサービスとして今回のコレクションを行ったと信じて2019年の秋冬コレクションを待つ事にします。
ちなみに本人の意図ではないかと思いますが、ストレス障害と闘っていたというアナウンスは必要なかったように感じます。
メンズラグジュアリーブランドの勢力図には今回のコレクションでは、さほど大きな影響はないように感じました。
エディ・スリマンには、過去のベストアルバムは要らないので新譜を期待したいところです。
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この記事を書いた人

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どっぷりファッション関係。ロンドンにて古着バイヤー、スタイリストを経てLAITERディレクターに。ファッションライター、コラムニスト、ファッションディレクターとなんでも屋。ハイブランドからストリートstyleまでメンズファッションに幅広く精通。
https://www.instagram.com/ryoheysumiya/
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