Contents
その毛玉、女子は冷ややかに見ています。
「ずっと着ていたい」はケア次第で手に入れることができる
https://jp.pinterest.com/pin/362891682444631875/
ニットをはじめとする冬服・夏服も主に長く愛用していると「毛玉」というものを避けて通ることができません。
今お気に入りとして着ているその服には毛玉、大丈夫と言えますか?冬場のスタイルで大活躍のニットとコートを中心に着ているうちに毛玉がつくことを意識することが大切になってきます。更にかっこよく着こなすために、見かけや恰好だけを気にする前に洋服のケアにも気を配れる内面イケメンも目指してみませんか。
-
比較的毛玉ができやすい・出現状態:大きめの毛玉:(冬場)ニット、カーディガン、コート
∟素材【ウール(羊毛含む)、カシミア、アンゴラ、アルパカ(各素材100%や混合繊維など)】
-
毛玉が知らずしらずにできている・出現状態:小さめの毛玉:(夏)Tシャツ、カットソー、スウェット
∟素材【コットン(綿)とのレーヨン、ポリエステルなどの化学繊維との混合素材】
アクリル素材とウールの混合のもので目が細かいものはアイテムによって毛玉ができにくいのも中にはありますが、Tシャツや、日用品などでは布団カバーなどに使われる綿100%なども一般的に毛玉ができにくいとされている素材であってもすべてに毛玉はできると考えていた方がよさそうです。
Sponsored Link
そもそも、なぜ毛玉ができるのか普段から気を付けたいこと
- ニットの場合:全体的に袖の後ろ、前のボタンのあたりが比較的毛玉ができやすく、最終的には全体的に毛玉ができやすく増えていきます。
- コートの場合:コートも同じく袖の後ろや脇、前のボタンのところ辺りが毛玉が集中しやすい箇所でもあります。
https://jp.pinterest.com/pin/707205947705358321/
毛玉は殆どが摩擦で起こります。1日着た後の日々のケア、そしてどんなにお気に入りの服でも毎日着ない。1日空けて着るなどの工夫をすることで毛玉出現の時間を遅らせることもできます。※注※アイテムによっては1~2日着ただけで毛玉が発生するものもあります。
【習慣的なこんな行動でも…】バッグがこすれたり、座ったり、背もたれに持たれる、洗濯するなどで袖と身頃(脇の部分が触れることでの摩擦)継続されることで毛玉できやすさが加速
【使えるアイテム①】家にあるもので日頃から毛玉ケアしておくとグッド
- 【アイテム】くし、はさみ、スポンジ
- 【注意点】服の素材を傷つけずそっやさしく行う
- 【方法】くしは横に寝かせ、毛玉に合わせて数回ほぐすようにして取っていきます。はさみの場合も横に寝かせ少しづつとっていきます。スポンジは目が堅いものを使用し毛玉へあてとっていきます。どちらも素材を傷つけないよう注意が必要です。
【使えるアイテム②】コスパが良くて手軽に買える毛玉とりグッズ
- 【アイテム】毛玉とり(ブラシ型・一部100均などでも購入可)、電動毛玉取り
- 【注意点】ブラシ型の場合は本来の品質を損なわない程度に行う。電動式毛玉取りの場合は素材にひっかけたり、同じ個所を継続的に行うと穴が開いたりするのでこちらもやさしく行う。
- 【方法】ブラシ型の場合は基本的には円を描くように毛玉に向けてあてていきます。電動の毛玉取りの場合も同じく毛玉に集中させ小さい範囲で動かしていきます。
見落としがち!【使ってはいけない】コロコロやガムテープ等のテープ類
毛糸からできているニットは毛羽立ちやすくとても繊細で粘着力のなるものを一度つけてしまうともとに戻りにくい素材でもあります。それ以外の素材でも毛玉は取れず、本来の素材のクオリティを落としてしまう可能性も高いので注意が必要です。
街で見かける「毛玉=だらしなく」見えてしまう現実
https://jp.pinterest.com/pin/183381016056022216/
ニットや毛糸を使っていない洋服でも毛玉はできます。例えば女性の場合はストッキングやタイツ、男性でも素材的にできやすいものをはじめ、スウェットなど素材によって非常にできやすくなるので侮れないのです。
【セルフチェック】あなたの洋服はどうですか?
- その洋服は着る頻度はどのくらいですか?(例えば着る頻度は多すぎる場合摩擦量が増えるので要注意です。)
- 背もたれにもたれ癖やバッグが服に密接しやすいスタイルが多いですか?(脇のあたりや腰回り、前を開けたり締めたりの頻度が多い場合)
- その服は、5年から10年以上など長く愛用しているアイテムですか?(そうだった場合で一度も毛玉を取っていなかったとき、一度状態を見直してもいいかもしれません。)
リュックサックでは、肩ベルトが衣服の肩部分と摩擦を起こし、また、背中部分もリュックサック本体と摩擦を起こし、毛玉を発生させる場合があります。更に、ショルダーバックでも、同じく肩ベルトや前見頃部分、バック本体が接触する腰部分が毛玉を発生させる場合があります。それ以外には、重ね着も摩擦が生じてますので要注意です。
http://www.tokyo929.or.jp/column/ware/post_23.php
【洗濯はどうしたら?】
【おしゃれ着洗いで洗う】
お気に入りを大切に扱い、かっこよく着こなすニット等は市販のおしゃれ着洗いなどを使い自宅でも洗うことができます。最近のおしゃれ着洗いは進化しており、毛玉ができにくいなどの成分が配合されていたり、摩擦によってのダメージに強くなってるものも増えています。簡単な手順としては洗面器などにぬるま湯をはり、洗濯するニットを入れつけおきして洗うこともでき、洗濯機の場合も「手洗いモード」「ソフトモード」などでも洗うことが可能です。この時に、脱水や乾燥機で時間を短めに回すことでしわや縮みのダメージも少なくすることができます。干すときは、平らなもの干しネットを使うことで伸びなどの心配も避けることができるのでおすすめです。
【ポイントおさらい】
- 毛玉ができにくい成分配合の洗剤でお好みのものを選ぶ。
- 洗面器での手洗い、洗濯機での「手洗いモード」でも脱水、乾燥器の時間を短めに設定ししわや伸びを防ぐ
- 干すときには「平らな洗濯干しネット」を使う
すごく気に入ってる洋服なら
【クリーニング店へ持っていく】
自宅での手洗いも可能ですが、クリーニング店を利用することもおすすめです。冬場のコートの場合は2年に一度クリーニングに出すことで洋服本来の素材へのダメージを減らし、その分摩擦も減らすこともできるので洋服にとっては気持ちのいい環境になります。
手に負えない毛玉なら…処分し手放すこともひとつの方法です
気づいたら手に負えないくらいの毛玉に見舞われてることがあるかと思います。毛玉取りなどで繰り返しても思うようにいかない場合、手放すことも一つの方法です。また、あまりに毛玉とりを何回も繰り返すと生地も薄くなってしまいます。そうなったら買い替えどき。潔く手放すのも一つの手段です。
毛玉をとって気づかいのできるメンズで更に好感度UPしませんか?
洋服を購入してただ着ることへ集中しがちですが、日ごとからのケアについて男性にも、もっと意識してもらいたいと感じました。洋服好きな方なら毛玉を通じて新たな発見があるかもしれません。
Sponsored Link