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【カナダグース】カナダ製の最強ダウンブランド
プロが認めるオーバースペックダウンブランド
カナダグースはご存知カナダ生まれのプロスペックダウンブランドです。
1950年代にトロントで生まれたカナダグース。
その歴史は50年以上とかなりの老舗です。
カナダグースは50年代はウール製品やレインコートをメインにしていたようです。
70年代にはすでにカナダグースはプロスペックのダウンウエアーブランドとして認知されていたようです。
カナダグースと日本の関係性は?
カナダグースが雑誌で掲載され始めたのは2004年頃
カナダグースが日本で取り上げられたのはおそらく12,3年前の事かと思います。
実はもう少し前から並行輸入で仕入れていたショップは存在したのかもしれませんが、私がカナダグースの存在を知ったのは雑誌のビギンだったと思います。
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カナダグースを知った2004年頃、ちょうどダウンジャケットブームの真っ只中。
ダウンジャケットと言えば王者「モンクレール」が有名セレクトショップで話題となっていた頃です。
モードなスタイルを好む大人メンズがダウンジャケットを愛用しだすのもこの頃です。
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「ダウンジャケット=アウトドアitem」のイメージからスタイリッシュなヘビーアウターの定番となったのもこの時代からかと思います。
ラグジュアリーダウン全盛期の2000年代前半はそれほど注目されていなかったカナダグース
ダウンブームが到来しますが、注目されたのはモンクレールやデュベティカ、タトラスやヘルノといったラグジュアリーなヨーロッパ系のダウンブランドが中心。
どちらかと言うとカナダグースのような武骨なデザインのダウンジャケットの需要は当時それほど高くありませんでした。
日本では少しマニアックなダウンブランドと言った位置付けでした。
アウトドアマニアやアメカジファンの間で注目はされていましたが、ここまで爆発的な人気が出るとは少し予想外でした。
カナダグースジャパンラインの誕生
カナダグースブームの立役者「ジャスパー」
カナダグースがイマイチ人気が出なかった理由は、海外ベースのサイジングにあったように思います。モンクレールやデュベティカに比べ、圧倒的にルーズなシルエットのカナダグース。
完全防寒着のプロスペックアウターの為、勿論重視するのは保温性。タウンユースと言うよりはアウトドア色の強いカナダグース。
従来のカナダグースのシルエットより約ワンサイズ程サイズダウン、そしてダウンの量を調整する事で、タイトに仕上げたジャスパーは、所謂「ラグジュアリーダウン」に食傷気味のおしゃれメンズのハートを鷲巣掴みにしました。
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ジャパンライトいってもピタピタのシルエットではないカナダグースはどこか武骨な雰囲気。
このハードな雰囲気が古着好きやアメカジ好きのおしゃれ兄貴を中心に人気を博します。
カナダグースは大人メンズに抜群にウケのダウンジャケット
30代の大人をターゲットにしたセレクトショップ戦略
マニアックなダウンブランドから、最も気になるダウンブランドとなったカナダグース。
大人ウケのいいダウンブランドとしても有名です。
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セレクトショップでは、スーツスタイルにカナダグースを合わせるスタイリングを提案、この都会的なスタイリングは、おしゃれ諸兄にかなりウケました。
セレクトショップ別注モデルのカナダグースの展開も、人気に拍車をかけた理由の一つです。
コドモよりは大人が着ているイメージが強いですね。
カナダグースはコストパフォーマンスが高い?
メイド・イン・カナダでこのプライス
今ではダウンブランドの中では最も人気があると言われるカナダグース。去年は10月くらいから予約完売も目立っていました。
今季は特にレディースの人気も凄かったカナダグース。
人気の秘密はプロスペックの高い保温性にある事は間違いないのですが、コストパフォーマンスの高さも関係しています。
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プレミアムダウンと呼ばれる、モンクレールやデュベティカ、イタリアブランドである事はファッションに精通されている方にはお馴染みです。
しかし、イタリアブランドであるモンクレールや、デュベティカはイタリア製ではありません。
元々高価であるダウン製品、それをイタリア国内で生産すれば、かなりコストがかかってしまいます。(モンクレールは昔はフランスメイドでした)その為、アジアにて生産される事が殆どです。
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20万オーバーするモンクレールもイタリア製ではありません。それに比べ、カナダグースは一貫してカナダメイドを貫いています。勿論、カナダグースも諸外国で生産した方が圧倒的にコストダウンは図れます。
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しかし頑ななまでにカナダメイドにこだわり続ける姿勢。
これだけのスペックのカナダメイドダウンが、10万円台は、お値打ちに感じます。
かなりコスパの高いダウンブランドと言っても過言ではありません。
カナダグースのダウンitemが玄人ウケがいい理由
「無駄こそが色気」この言葉がぴったりのカナダグースのダウンitem
今はファストブランドの影響もありアジア諸国の工場のクオリティーもかなり高くなっています。
しかし、服好きはやはり生産国にはこだわってしまう方が多いかと思います。
カナダグースユーザーにはアメカジ好きの玄人が非常に多い。
アメカジファンは細かなディティールや生産国に強い拘りを持っている人間が少なくありません。
私自身も生産国やジップのブランドにもこだわってしまいます。
かなり秀逸なアイテムであるインナーダウン。今回はインナーダウンを使った粋な着こなしをご紹介!海外メンズのリアルなスタイル…
こだわりの強いファッショニスタに愛されるカナダグース。
強い拘りとオーバースペックとも言われる保温性は正に最強ダウンジャケットです。
大御所スタイリストに頂いた言葉で「無駄こそが色気」カナダグースにぴったりの言葉です。
ぶれない拘りで作り続けられるカナダグースのダウンitemは間違いなく最強です。
一度カナダグースを羽織ったら手放せなくなりますよ。
出典pinterest 目次 1 カナダグース(CANADA GOOSE)の勢いは止まらない2 カナダグースが注目を集め…
この記事を書いた人
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角谷良平(スミヤ リョウヘイ)。LAITERディレクター。ショップスタッフ、ロンドンにて古着バイヤー、スタイリストを経てファッションライターに。現在は、ファッションライターをメインにコラムニスト、ファッションディレクター、パーソナルスタイリストとなんでも屋。ハイブランドからストリートスタイルまでファッションならジャンルレス。
また、日本最大級のメンズファッションサイトにてSEO記事の執筆、ディレクションに従事していた経験を活かし様々なサイトで執筆中。
さらに、木村拓哉氏のプライベートなファッション、ドラマ、TV出演等の衣装についても精通しており、2019年、木村拓哉氏主演の「グランメゾン東京」での木村氏演じる尾花夏樹のファッション解説が週刊女性PRIMEに掲載された。
ファッション業界25年以上、ライター歴は10年以上。
https://twitter.com/ryohey_sumiya
https://www.instagram.com/ryoheysumiya/
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