エディ・スリマンの新生”セリーヌ”で大きく変わるラグジュアリーブランドの勢力図

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エディ・スリマン、カムバック!

そしてセリーヌのメンズラインがスタート!

vogue.co.uk

吉報としか表現する事ができません。エディ・スリマンがファッション業界にカムバックします。2018年1月21日に速報として流れたニュースに、ファッショニスタは歓喜の声を上げました。サンローランのクリエイティブ・ディレクターを2016-17の秋冬コレクションを最後にファッション業界を離れた、エディ・スリマン。

Vogue Spain

自身のブランドをローンチする噂や、ビッグブランドへの移籍も囁かれる中、フォトグラファーとして活動する事を表明した、エディ。いずれは、ファッション界にカムバックしてくれると、願っていた、ファッショニスタが多かった事は事実です。そしてあまりにも早いカムバックに、少し驚いた、ファッションジャーナリストも少なくありません。

エディ・スリマンがカムバックを果たす、桧舞台はなんと、セリーヌ(CELINE)。セリーヌは、フランスの老舗ラグジュアリーブランドですが、エディのカムバックの舞台としては、少し意外な感じもします。liter読者の諸兄も抱く違和感は、セリーヌに関してあまりイメージがないからではないでしょうか?

セリーヌにイメージがない理由は、セリーヌにメンズラインが存在しないからです。フランスを代表するラグジュアリーブランドでも、メンズラインがローンチされていなければ、liter読者の諸兄でもイメージが沸かないのは当然です。

しかし、2019年の春夏コレクションから、liter諸兄を含む全てのファッショニスタが、セリーヌのコレクションに注目する事になります!その理由はセリーヌ初のメンズラインが、エディ・スリマンによってローンチされるからです!

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エディ・スリマンによる新生セリーヌはいつから?

9月のパリのファッションウィークで初披露

luxury-insider.com

世界中が注目する、エディ・スリマンによる、新生セリーヌのお披露目は、9月のパリ、ファッションウィークの予定です。当然、メンズラインも9月に発表される予定です。ディオールオムのローンチから、サンローランの再構築、そしてセリーヌの改革と、メンズラインのローンチ。

時代の寵児であり、天才デザイナーであるエディ・スリマンが創り上げる、新生セリーヌの登場で、ラグジュアリーブランドの勢力図が大きく変わる事は、間違いありません。そして、セリーヌのメンズラインをどう創り上げるかにも世界中から注目が集まっています。

エディはセリーヌのクリエイティブ・ディレクターとして、全てを統括する事になります。エディ・スリマンによる新たなセリーヌはもう直ぐ動き出します。

エディ・スリマンがセリーヌのクリエイティブ・ディレクターに就任する時期は?

2018年2月1日

fatale.honeyee.com

エディ・スリマンが、セリーヌのクリエイティブ・ディレクターに就任する時期は、今年の2月1日とセリーヌが公表しています。現在、クリエイティブ・ディレクターを務める、フィービー・ファイロは、10年間セリーヌを支え、都会的なラグジュアリースタイルで世界中のセレブレティを夢中にさせてきました。

Vogue Paris

フィービー・ファイロは2018年3月でセリーヌを退社バーバリーのクリエイティブ・ディレクター移籍が囁かれています。エディのファッション界復帰は吉報ですが、セレブレティから絶大な支持を得ていた、フィービー・ファイロがセリーヌを去ることは、悲報だと嘆くファッショニスタも少なくありません。

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エディ・スリマンを迎え入れたセリーヌ(CELINE)とは?

1945年に創業のフランスのラグジュアリーブランド

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1945年に、セリーヌ・ヴィピアナと夫、リチャードによって設立。当はハイエンドな子供靴専門ブランドとしてスタートを切ります。上質なレザーを使用したオーダーによるハイエンドな子供靴を専門に扱うブランドは、当時世界中で、セリーヌ以外存在していなかったと言われています。

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高いクオリティと安全面を考慮した、セリーヌのシューズは、フランスの富裕層の間で話題となります。フランスからヨーロッパ全土にその名を広めたセリーヌは、1959年にレディースシューズを発表、更に、スカーフやフレグランスも取り扱うラグジュアリーブランドへと成長します。

1967年からプレタポルテラインを発表。トータルラグジュアリーブランドとして、ヨーロッパを中心に世界的な人気を博します。

1987年にLVMHグループに買収

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よい趣味の意味を持つ、BCBGと呼ばれる、フレンチカジュアルが1970年代前半にセレブレティを魅了。セリーヌは、BCBGのパイオニアとして世界中から注目を集めます。

しかし、栄枯盛衰、一世を風靡した、ラグジュアリーブランドと言えども、輝き続ける事は至難の業です。1980年代に入ると、BCBGは時代遅れの象徴とされ、BCBGのパイオニアだった、セリーヌも古臭い過去のブランドとしての扱いを受けます。売り上げが低迷し、ブランド存続が危ぶまれるようになった1987年に、フランスのラグジュアリーブランドに特化した、コングロマリット企業であるLVMHに買収されます。

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LVHMの買収により、セリーヌは、新たなクリエイティブ・ディレクターによる建て直しが行われます。セリーヌは、買収により活路を見出します。過去のラグジュアリーブランドから、ファッショニスタを夢中にさせる、ラグジュアリーブランドとして昇華するまで、様々な、クリエイティブ・ディレクターが、セリーヌに関わりました。

ニューヨークのデザイナーである、マイケル・コースバーバリープローサムのロベルト・メニケッティもセリーヌを支えたデザイナーです。

現在のセリーヌを創り上げた人物が、フィービー・ファイロ

ameblo.jp

セレブやファッショニスタを熱狂させるブランドとして、セリーヌを創り上げた人物は、間違いなく、フィービー・ファイロです。元クロエのデザイナーである、フィービー・ファイロは、都会的でモダンなリアルクローズスタイルを強く打ち出した、セリーヌを創り上げ、世界中のファッショニスタをセリーヌの虜にしました。

セリーヌは現在、多くのファッショニスタから絶大な支持を得るラグジュアリーブランドです。世界中の女性をセリーヌに夢中にさせた、フィービー・ファイロ。フィービーは、セリーヌの歴史上最も偉大なデザイナーである事は間違いありません。そして現在最も動向が注目される、インフルエンサーです。

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エディ・スリマンが手掛ける新生セリーヌへの期待

メンズラインのローンチが最も重要な改革

elpais.com

世界中がエディ・スリマンによる、新生セリーヌの誕生に期待している事は間違いありません。そしてセリーヌが改革として期待するのは、間違いなくエディによるメンズラインです。

ディオールやサンローランに見られる、音楽性とナイーブな少年性を融合させた、ラグジュアリーでモダンな、セリーヌのメンズラインの登場は、多くのファッションジャーナリストは予想しています。

しかし、エディの十八番で構成されるスタイル以外の、セリーヌのメンズラインに期待している声の方が遥かに大きい事は確かです。得意のリュクスなロックスタイルが通用するのはファーストコレクションまで。

エディデザインの後半のサンローランのような、エディのファンが買うブランドではなく、ラグジュアリーブランドとしてのセリーヌのメンズラインを世界中のファッションジャーナリストは望んでいます。

天才デザイナーであるエディ・スリマンの衝撃と、いい意味の裏切りに期待しています。

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この記事を書いた人

角谷良平
角谷良平
どっぷりファッション関係。バイヤー、スタイリストを経てファッションライター&シンガーソングライターとして生きてます。liter専属ライターでありなんでも屋。ハイブランドからストリートstyleが得意。

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